本日もブログへの訪問ありがとうございます。
静岡市駿河区にあるえがおの整骨院
ヨガインストラクターの岡村です。
今回は「ヨガ」について解説していきます。
皆さん、ヨガという言葉はご存知かと思いますが
ヨガを説明できる方、いらっしゃいますか
ヨガが日本でブームを巻き起こしてから
15年ほどが経とうとしています。
すっかりと日本に定着し、今「ヨガ」と聞いて
「ヨガって何？」と思われる方は
少ないのではないかと思います。
しかし、「ヨガって何なの？」と聞かれたら
おそらく説明できる方も少ないと思います。
ヨガに傾倒すればするほど、
その説明は難しくなるのではないでしょうか。
今回は、ヨガの歴史をご紹介し、
ヨガとは何かを紐解いていきたいと思います。
ヨガは少なくとも約5,000年前のインダス文明に
始まったと考えられています。
瞑想するシヴァ神の像が発掘されているそうです。
そして今から約2,000年前に賢者パタンジャリが
ヨガの基盤となる「八支側」を初めて文書に記しました。
パタンジャリについては正確なことは何もわかっていません。
人類を導く蛇の化身や医師など、いろいろな憶測がありますが、
分かっていることはそれまで師から弟子に口頭で
伝来されていたヨガの教えを初めて文字で遺した人物
だということです。
その文書『ヨガスートラ』は、次の一文より始まります。
『心の作用を止滅することがヨガである』
ヨガ(yoga)とはサンスクリット語で
「結合すること」
「一体となること」
を意味します。
「心の作用」は世間の定義や価値観に振り回されて生じるもの。
自分自身と結合し一体となれば、
世間でいう「苦しみ」から解放されることを、
5000年前の人々は既に知っていたのでしょう。
今回はここまで。
次回はパタンジャリの著した八支側についてお話しします。
どこかで聞いたことのあるフレーズがあります。
このような考えが既に5,000年前に存在していたことに驚きます。
ギリシャ然り古代文明の哲学や精神性の高さは現代の私たちが知り
学ぶべきことだと感じます。
★体幹にとにかく効く船のポーズ★
参考文献：
『アシュタンガ・ヨーガ ステップ式で覚えるダイナミックなヨーガ』ジョン・スコット 産調出版
『女性のためのアシュタンガ・ヨーガ』サリー・グリフィン/ミカエラ・クラーク 産調出版
岡村